PENTAX KPと組み合わせて愛用しています。添付写真は厚木基地近くのふれあいの森上柳広場で撮影しました。被写体との距離が近いためだいたい200-300mmで撮影しています。 パルスモーター採用により、AFスピードが劇的に早くなっていますが、PENTAX KPとの組み合わせで、動体撮影のパフォーマンスが向上します。 K-3以降のモデルにはAFホールドの設定が追加されましたが、4段階(オフ、弱、中、強)ある内、初期設定はAFホールド:弱になっています。この設定は、AF.Cの際、一度捉えたピントをホールドさせるというもので、例えば奥から手前に向かってくる被写体は、奥にあったピントはそのまま(感覚的にはコンマ何秒)ホールドされるので、AF.Cの追随性が悪く感じます。 スポーツや鉄道、飛行機など、動く被写体にはAFホールド:オフをおススメします。 ●動体にオススメのカメラ設定 ①AFモード:AF.C ②AFエリア:SEL S ③AFホールド:オフ(これ一番重要、デフォルトは弱) ④AF.C一コマ目の動作:フォーカス優先 ⑤AF.C連続撮影中の動作:フォーカス優先 ⑥C3 >18 十字キーの機能:Type 2(いつでもファインダーを覗きながらフォーカスポイントを変更可能。) ⑦クイックビュー:オフ(一時再生をオフにするので、撮影待機時間を短縮) ●良いところまとめ ①AFが早い!とにかく早くなった! ②防滴設計、-10度耐寒 (大自然での撮影は小型、軽量、耐環境性能がポイント) ③静音設計 ④最短撮影距離95cm(望遠マクロとして使えます。旧タイプは1.4m) ●注意点 KAF4 (電磁絞り)なので全てのボディ対応ではない。ファームの更新が必要なボディもあるので、メーカーHPで確認した方が良い。 対応ボディ: 2018年1月現在 KP, K-70 (ファーム更新必要なし) K-1, K-3II, K-3, K-S2, K-S1, K-50 (ファーム更新必要) 参考になれば幸いです。