かなり昔からある商品です。パッケージ裏面にある二つ穴ギターも，少年雑誌の通販広告でよく見かけました。昔のデザインのままでバーコードが入り，郵便番号が7桁になっているのには驚きました。必要に応じて最低限の手は加えられているということのようです。表の女性は今ご存命なんでしょうか…　裏面の伊藤哲雄先生にも，まるで一枚しか写真のない戦前のブルースマンのような風格があります。 　弱音器としては，例えば，子どもを寝かしつけて，そのまま近くにいて様子を見ていなければならないような場合，この商品は大変役に立ちます。集合住宅などで，深夜の演奏が厳しいような状況でも使えると思います。もっとも，運指を覚えるための練習に限定されますが… 　昔はタバコのパッケージのセロファンを折って弦の間に挟み込んでミュートしたものです。不要な名刺を2cm程度に切って挟むのもいいかもしれません。どの程度の音量が許容されるかは，状況によると思います。ブリッジ側に挟むと，そこそこ音が出てきます。それでも厳しい場合，サウンドホール寄りに少しずつずらしていくことになりますが，当然ピッチがおかしくなり，さすがに練習になりません。セロファンや名刺に比べて簡単に装着できるというのが売りです。

夜に練習したくて購入しました。 結構　弱音になります。 弾くとプツプツいいます。 サスティーンが無くなります。 でも、まだ少し音がします。 そこでさらに、サウンドホールをコースターで閉じてみました。 すると、いい感じに弱音です。 それでも夜中の演奏は難しい感じです。 単音ならば、やさしく弾けばそれなりにはいいかも知れません。 ジャカソロやストロークはやばいですね。 弱音器は、夜中の演奏だけでなく フレーズの練習　曲を繰り返し練習するときにもいいですね。 安いしね。 あっ　もひとつ サスティーンが無くなるので、ごまかしが利かなくなります。 譜面どおりの音を出す練習にもよいと思います。 今までより30分多く練習できそうです。

ただのスポンジですが、便利です。つける場所により消音具合が代わりに、ホール寄りならほぼ音が出ず、ブリッジ寄りならピチカートのような音になります。 サイレントギターだと感覚が変わるため、やはりメインギターで普段から練習したいのでありがたいです。

商品としては大した作りのものではなく、あーこんなものか、といった感じですが、実際に使ってみると確かに消音されていて、これで夜中も練習できます。

サスティーンは無くなり味気は無いが、音は確実に小さくなるから押弦の確認や、ピッチの確認等の練習には十分使える。簡単な作りで安価、夜の練習時近所迷惑にならないから、1台持っておくのが得策。