思ったよりも強度が高いドライボックス
メーカー表記は分かりにくいので、写真に内部寸法を表示しました。
オレンジ色&黄色⇔が底面付近の寸法、緑色&黄緑色⇔が上面付近の寸法です。この数値は矢印のところで測定した実際の数値です。
高さ内寸は195mmとありますが、蓋の上に物を置いたりすると若干たわむので、実際に使える範囲は185mmくらいでしょうか。
蓋の上に物を置いたりしなければギリギリまで収納しても問題ないと思います。
実際に手で持ってみると割りとしっかりとした印象です。ケース自体の厚みが適度にあり、強度は問題無さそうです。蓋もしっかりしていてパッキンも綺麗に密着しているので、気密性にも問題は無いでしょう。
蓋にキャスターの凹みがあるので、重ねて使うことが出来るようです。頑丈なので3個くらい重ねても問題無さそうです。キャスターは平べったい形状なので、前後にしか動きません。
付属品ですが、キングドライ 15 3個入りが付属しています。付属品のキングドライは、容量11Lで1袋が目安となっています。ドライボックスNEO 15Lに使用するなら2袋入れれば大丈夫そうです。
蓋の表側の中心を押すと簡単にトレイを外すことが出来ます。ツメ6個でしっかり固定されているので、故意に外そうとしない限り脱落することは無いでしょう。
価格の割に品質は良いと思います。ドライボックスをどれにしようか迷っているようでしたら、このシリーズを買っておけば間違いないと思います。
ただ、頻繁に出し入れする方には不向きかと思います。付属の乾燥剤が即効性に欠けるので、2~3日経たないと内部の湿度が下がりません。頻繁にカメラやレンズを出し入れする方は、別にシリカゲルを用意するか、高価ですが電子制御式防湿庫の方が良いです。
それと長い目で見た場合、電子制御式防湿庫の方が優れています。ボックスタイプだと定期的に乾燥剤の交換が必要なため、カメラやレンズの台数が多くなると、ボックスの個数、乾燥剤の消費量が増えます。
電子制御式防湿庫は初期投資が高価ですが、電気代は月に数十円と安価です。湿度も自動でコントロールしてくれるものが殆どです。ボックスタイプは季節によっては乾燥剤の量を増やしたり減らしたりする必要が出てきます。
ボックスタイプでも機能的には問題ないですが、少しでも予算があるなら電子制御式防湿庫をお勧めします。
ブログに写真を載せていますので、も
NikonのAPS-C機、D5600を入れるのに購入しました。本体は立てた状態で、18-55mmも立てて、
70-300mmは寝かせて収納。その状態でまだまだ余裕があるので予備バッテリー×2、充電器、ブロワー、
レンズ拭き等を一緒に入れてます。
乾燥剤の交換サイクルがどのくらいかまだわからないけど、サイズも小さく、置き場所も困らないので
凄く気に入りました。
2018.10.10追記
届いてすぐに開封し、乾燥剤を入れて機材を投入。蓋をしてから2時間後に湿度を確認。
当日、外湿度が60%以上あったが、BOX内も変わらず。手持ちの乾燥剤を二つ追加でいれてみたら、
一気に下がり、35%くらいになった。付属していた乾燥剤が少し古いのか、密閉性が弱いのか・・・。
そう思ったけど、その後は安定して40%前後になってる。
蓋の上に何か乗せてみた様子をみてみようかな?