FX-AUDIO-FX1002J-ブラック-TDA7498E搭載デジタルパワーアンプ

本機は、低音がよく出ます。音質としては低音が塊で出てくるような迫力があり、サブウーファー殺しなほどになります。塊で出るため解像度は低め少し籠もりぎみの音ですね。 パワーもあるため大型スピーカーもいけそうです。 問題点として、ホワイトノイズポップノイズ、ギャングエラーがあります。そこまで酷くはないので問題はなし。 高音再生もある程度はオペアンプ交換で良くはなります。
  • 色々な機種買ったので書き直し。
デジタルアンプで160Wの大出力ですが音質は良いようで買ってソンはありません ※まず電源が付属してませんのであらかじめ用意する必要があります 当方はたまたま秋月の24Vが余っていたので購入しました 秋月の電源はプラグ内径もことなるため変換アダプターも必要です。 TDA7498チップでも値段が違うFX98Eとの差ですが あちらはリファレンス回路を基本として こちらはコンデンサや電源ボードやオペアンプ3つ(バケモノか)を投入して物量戦 で大掛かりで凝ったものになってます 7498アンプによく言われるホワイトノイズやギャングエラーはこの個体では 感じ取れませんでした 底部のレバーで4段階のゲイン調整が可能です。 初期では最小となってますがやや大人しいので、スイッチ上げていくと パワー感はぐんと上がります 音質としてはゲインが上がったほうが有利なようで さすがに地響きのように鳴りスピーカーの駆動力は十分です 総じてNFJのアンプにいえることですが、わかりやすい丸い音色です クラシック音楽で試すためパガニーニのヴァイオリン協奏曲を鳴らしてみると 聞き取りやすく聞き苦しいところもない パガニーニ作品は、どれも高度な演奏技術を必要とする難曲として知られておりますが 私の駄耳には充分 160Wなど聞くと、ありあまるパワーにためらうむきもあるでしょうがアンプの大出力は クルマでいう大排気量と同じで、余裕がないよりは、あったほうが良いでしょう パワーが大きいため心配されていた熱の問題ですが夏場はともかく今の寒い季節では 暖かい程度です、ボリュームを上げれば熱はさらに上がりますが・・ ボリューム10時ぐらいで私の耳にはかなり大音量なので実用は問題なさそうです かなりよく調教され作り込まれてますが しかしこれはこれで癖もあり オペアンプで化粧され まろやかすぎて刺激にかけるかもしれません パワー路線は1002J+でオーケーでこれいがいになく一択なんですが ソコまで必要ないなら 繊細さのあるFX202Jと場面に合わせ使い分けるのがよさそうです 追記・・2018年3月31日 FX1002J+の修正モジュールがNFJ様から届きました 発熱に対処したとのことで、そのままでも動作は問題ないようですが 念の為さっそく組み込んでみたところ、正常に動作するようです やはり音質は素
FX1002Aをリファレンスモデルとして開発されたFX1002J 中国製であり日本に向けたモデル そこから更にリファインし追い込んで出来上がったのがこのJ+ ノーマルJでも知る限り2回のバージョンアップを行っているので、このFX1002J+はそこから更に磨き上げたモデルということで期待は高まるでしょう 実際の音質は後に言及するとして、以下は1002J+の要所 内部回路を刷新。 電源部に突入電流を抑える回路を追加した「SLOW CHARGING回路」により、 電源デカップリングコンデンサーの大容量化と低インピーダンス化を可能にし、電源の安定と音質向上を実現。 電源デカップリングコンデンサーには、新たにELNAの低ESR電解コンデンサRJDシリーズ8200μFを採用。 アクティブDCサーボ回路はメイン基板から分離して独立基板とし、ノイズ低減と音質向上。 出力フィルターも一部変更し、全体的な音のバランスを調整。 また、新たに本体裏にゲイン設定スイッチを設けて、簡単にゲイン設定可変。 かなりの改良を施しているのがわかります しかし問題は実際に聴こえる音はどうなのか?ということ。これが駄目なら何度リファインしようとも意味がない DAICとして定評あるSTMicroelectronics製「TDA7498E」を採用しているので外れることはなかろうと注文しました ・・・・・なんという解像度。この曲にこんな音が隠れていたのか そしてデジタルアンプの弱点とも言える高解像度だが機械っぽい音、あの耳に刺さる聴き疲れする高音ではありませんでした 尖っていません。どこまでも伸びるのにまろやかな丸みを帯びた高音 低音もブーミーではなく、どっしりとした低音 まあ凄いですね。これだけの音を出して8,980円しかも税込み…アナログアンプではコストパフォーマンスで勝てるわけがない SMSLの某型番の人気モデル、その比較でも私の環境では1002J+の勝ちです。勝負にならないですね ここをこんなに改良しました、ほらこんな凄い部品を使っています…そんなアンプの売り文句とは一線を画している 実際の、聴感上の改善をしっかり行ったことがよく分かります 中国製デジタルアンプはこれからも進化を続けるのでしょう OPAMPの変更で遊べる懐の深さもあり、私はしばらく1002J+をメインとして使っていくことを決めま