FX-AUDIO-FX-98E-『ブラック』-TDA7498EデジタルアンプIC搭載-160Wハイパワーデジタルアンプ

これまでにTDA7498Eチップを使った製品を中心に中華デジアンを買い集めてきましたが、今回お気 に入りのSMSLのSA-98Eと同じ回路構成ながら格段に安いことから購入。細部にわたって比較テスト しましたがこちらの方がすべての点で優っています。さらに、SMSLのSA-98Eの回路は最高ゲインに 固定されていて、ボリュームを少し上げるだけで爆音になり気を使いますが、こちらはSTMicroの推 奨回路通りの4段階のゲイン切替SWが底部にあり調整できグッドです。また以前TDA7498Eチップ のアンプはホワイトノイズが大きいと言われてましたが、本機はボリューム最大でも耳をスピーカー のコーン紙にくっつけてほんの微かにホワイトノイズが聞こえる程度です。 電源操作に伴うポップノイズはSA-98E同様全くありません。間違って電源が入ったままコンセント を抜き差ししても全然平気で問題無しです。本体の発熱も殆どありません。 NFJさんの扱う中華アンプは基本的にACアダプターが付いていませんので自身で別途用意する必要が あります。商品説明にもその様に明記されています。私は手持ちのお気に入りの電源をいつも使いま すから、逆にACアダプターが付属しない方が価格も安く無駄にならず助かります。 因みに電源は24V 10Aの物を30Vに電圧を上げて使用しています。発熱は少し温かい程度です。 TDA7498Eを使った中華デジアンお探しであれをば私は本機をお勧めします。SA-98Eの購入代金で2 台買えますし、内部構造も無理な詰込みもなく良くできています。素晴らしい音と一緒にたった5500 円で手に入るんですから文句無しです。 DCプラグの仕様は5.5mm-2.5mmです。DCプラグには本体側のジャックの形式から中心電極がフォー クタイプ(音叉タイプ)の挟み込み形状の物が適合します。中心電極が金属の筒状の物では接触不良 が発生することがあります。 同じFX-AudioのFX-1002J+との違いは、FX-98Eがチップ本来のすっぴんの音に対し、FX-1002J+は 入力にOPアンプを追加し音に色付けしてをしています。私はFX-98Eのすっぴん美人が好みです。 本機のワイドレンジで高解像度の音がもし合わないようであれば、入力に同じNFJさんのTUBE-01J の管球アンプを接続しますと真空管