巷で言われているコンニャク現象や映像のパラパラ感が気にはなったのですが この値段で、このサイズで、4Kの収録が出来るという本機の魅力に負けて購入。 日頃、私が撮影するものはその殆んどが三脚を必要とする 花鳥風月やステージ撮影なのですが、 こうした状況下での撮影においては、コンニャクもパラパラも殆んど気になりませんでした。 久しぶりのSONY機ということで、操作で多少戸惑うことも有ったには有ったのですが それも何日か継続して使用しているうちに慣れましたので 評価を下げるポイントにはなり得ません。 4Kの、ハイビジョンを遥かに凌駕するその美しい画質は賞賛に値しますが それもさることながら、今、私が持ちうる編集再生環境の中で最も感心したのは 4Kスペックのままパソコンに取り込んだ映像を、フルハイビジョン(FHD)設定で立ち上げた編集ソフトに用いると 編集ソフト上で倍の大きさに引き伸ばしても、FHDの品質を保ってくれることでした。 つまり、一台のカメラで収録した映像を、まるでマルチカメラで収録した映像の様に カメラを切る換えるかのように、引きの画で見せたり、寄せて見せたり出来る点です。 子供の学芸会をこの方法で編集した結果、 無駄にカメラを振ったり、無理なズームを使わずとも 舞台中継のような映像に仕上がったことに大変満足しています。 現在の4Kの普及率から言っても、 最終的に、撮った映像はDVDかブルーレイで配布することになりますから それを考えると、こうした編集方法も十分有りだと思いました。 このように、使い勝手の良さ、映像の品位の高さから言えば 星5つを差し上げたいところでしたが、 使用していく中で、何故こうなった?と疑問に思う 難点がいくつか見つかりました。 消費電力を抑えるためなのか、 液晶モニターとファインダーの同時使用が不可能となっていますが これは、撮影して行く中で案外不便に感じる点です。 せめて、設定を任意で変更できる仕様にして欲しい部分でした。 その他は何れも、互換性に乏しい端子を搭載したことにより発生しています。 中でも、最も不便に感じたのは 手持ちのSONY製外部マイクやズームリモコンを直接つなげて使えない点でした。 これらはアダプターの類を別途用意して間に挟めば一応は解決するのですが 見た目に良くないし、余計な出費を余儀なくされるし こ