DP-1300M用ですが500Mにも使えます。500MのウエイトでSHURE25.35.44シリーズ、オルトフォンSPU以外、オーディオテクニカ AT33系など大抵のカートリッジ&ヘッドシェルはカバーできますが、さすがに自重が30gを超えるオルトフォンSPUには500Mのウエイトでは頭が上がりません。そこでこの1300M用の大きい方26g~37g用に差し替えます。重くて上がらなかったオルトフォンSPU系(自重30g:針圧3~5g)でも上がりっ放しになります。内径は500Mの物と同じで、回して調整することも遜色ありません。違いは色だけです。500M用はシルバーですがこれはシャンパンゴールド仕上げです。500Mにとっては豪華になることはあっても色違いが気になる。。ってほどではありません。知らない人には全くわからないでしょう。よって500Mユーザーがこのセットを買うと、超軽いチープなMMカートリッジから往年の重量級MCカートリッジまでほぼ100%対応できます。これで対応できないような針を使う人なら、そもそも100万円以上のターンテーブルくらいは使ってることでしょうから。。これを購入し、日々、ジャンルに合わせてヘッドを交換しまくってます。尚、ウエイトを交換する方なら当然に針圧計も持ってるはずです。ウエイトの目盛りは、針圧計で計る際の微調整の目安にはなりますが、この目盛りだけを持って正確な針圧が決められる訳ではありません。またそもそも目盛りは背面側からしか見えませんので、デノンのターンテーブルを十数年使ってきて一度も目盛りを使ったことはありません。尚、MM専門のSHUREのアナログ天秤針圧計ではMMクラスの3gまでしか測れないので重量級MCカートリッジなどに付け替えるなら計測範囲の広いオルトフォンなどのデジタル式の針圧計をお勧めします。また重いヘッドの場合、当然にウエイトは後方にセットバックするのでターンテーブルに付属のプラスチック製のダストカバーと干渉してしまうので、色々な針で「利き針」的なアナログ生活をしたい方は、ダストカバーは、新品保管して外しっぱなしが基本です。(ウエイト写真:左からDENON-DP500M用、1300M用20~28、1300M用26~37)