2017年くらいにヨドバシで購入。 DENON：SC-37シリーズで構成する5.0.2chサラウンドシステムのAtomsイネーブルスピーカーとして使っています。 AVアンプはマランツ：NR1607。 選定理由は、シリーズの統一。 スピーカーユニットは1基。 ［セットアップ］付属のコルクシートを底面に貼り、AVアンプと付属ケーブルで接続すると完了です。このスピーカーのケーブル接続部は、プッシュターミナル式なのでスピーカー側のバナナプラグは不要。 ［設置］まずはフロントスピーカーと同じ向きでフロントスピーカーの上に乗せてみました。しかし音が降ってくる感覚がない。正面からしか聞こえてきません。 AVアンプの設定を変えて試しましたが変化無く、アレコレ試した結果、イネーブルスピーカーの向きをリスニングポジションに完全に向けると音が降ってくる感覚が味わえました。 フロントスピーカーと違う向きだと見た目が悪いですが、仕方ない。 BD作品にも依りますが、イネーブルスピーカー全般に言えるチューニングポイントだと思います。Atoms作品よりDTS-X作品の方が音響効果を実感出来る傾向があるように感じています。 アクション系、戦争・戦闘系のコンテンツや音楽ならドームLiveを観ると体感出来るでしょう。 また、このスピーカーは、音を鳴らすとかなりの振動が発生します。付属のコルクシートだけだとフロントスピーカーに大きめの振動が伝わります。気になったので、AETの振動吸収インシュレータ：VFE2005Sをコルクシートの代わりに貼りました。結果、ほぼフロントスピーカーに振動が伝わらなくなりました。 賃貸暮らしだとフロントトップスピーカーを天井に設置することは出来ないので、音の反射を利用したAtomsイネーブルスピーカーは、気軽に立体音響を楽しめる製品だと思います。ただ音が降ってくる感覚が得られないと不満が募ります。音が降ってこない時には、Atomsイネーブルスピーカーの向きをリスニングポジション方向に調整してみて下さい。