初めてのポタアンということで、ポタアン登竜門である当機を購入しました。 目的としては手持ちのヘッドホンでの音量稼ぎがメインで、42Ω・100dB/mWを鳴らすにはスマホでは出力に限界があるのでポタアンを探していました。 スマホに使う目的であまり大きいものも嫌だったし、FiiOのBassブースターの具合がとてもよかったのでFiiOから選ぼうと決め、A5とQ1 Mark IIまで絞り最終的にこちらを選択。理由はバランス接続対応である点、またUSB DAC対応である点です。特にデジタル入力に対応している点は大きく、スマホのあまりよくないアンプからつなげてしまったらポタアンがいくら良くても意味がなくなってしまうという考えでした。 購入時は本体とケーブル2本(L27と他者製OTG)を同時購入。音質には非常に満足で当初の目的は果たせました。高級品と聞き分けられる耳はないのでとりあえず大満足。Bassブースターも狙い通りドカドカ鳴らすのではなく、気持ちベースが増える程度なのでONにしても聴き疲れしません。ジャンルによって切り替えられるので、デジタル接続中にイコライザが使えないWalkman A20にピッタリですね。 ちなみにOTGケーブルを使うとスマホからQ1へ給電されてしまう(≒スマホの電池がマッハで減る)問題に関してFiiOに問い合わせたところ、FiiO純正のML06を購入してくれとのこと。半信半疑で試してみましたが、給電は止まりました。ML06は仕様で給電をしないので、もしケーブルをお探しの方がいればML06一択ですよ。サウンドハウス(Amazon外)で購入したときは1000円以下で買えました。 またQ1はサイズが小さいことが災いしてスマホにバンドを使って取り付けると操作が困難になるという問題があります。この点はオヤイデなどから出ている吸着シートを使うと解決できそうです。 最後が本体とあまり関係ないレビューとなりましたが、総評としてとてもいいアンプだと思います。