もはや一部屋に一台。利用者の利便性向上とアマゾンの野望を同時に達成するITコンシェルジュ
先代のエコーを親戚の家で利用しているのですが、ITなどという単語とは
無縁だと思っていたおばあちゃんが友達のように語りかけ、天気を調べたりタイマーをかけていました。
老人の孤立化防止と、脳トレーニングに役に立っている場面を目の当たりにしました。
また3歳児が言葉の練習も兼ねて 何度も何度も話しかけ
少しづつ言葉がうまく話せるようになることを見たときには、胸が熱くなりました。
期せずしてIT弱者のデジタルデバイドが、一瞬にして改善しました。
同時に、ITと無縁であった子供と老人までも取り込んだアマゾンの野望には、心から感服しました。
「スマートスピーカー」という家庭内のITの入り口を奪取することで、アマゾンは一企業の枠を超え
「おはようからおやすみまで」ならぬ 文字通り「ゆりかごから墓場まで」世話(介在)をする
ITコンシェルジェまたはITメイドになるのです。
つまり全てのアクションは「アマゾンの望む未来へ導かれる」結果となります。
望むらくは車とのコネクティビティを強化し、一人で運転中のコンシェルジュになれば
現在の生活がより快適になります。
最近GAFAの雄である GoogleやFacebookのガバナンスがおかしくなり始めていますが
アマゾンには野心を保ちつつ、ITによって人々の夢を叶えつづけてほしいものです。
さしずめ
Don't Be Evil. Amazon.
or
No Amazon No Life.といったところでしょうか。
もはや生活に欠かせないデバイスとなりつつある新しいエコーに、未来の願いを込めて星5つ。