向こうのポイントなど色々ありましたので、アメリカAmazonにて購入しました。 元々beyerdynamic T90、Ultrasone Edition 8やEdition 12、B&W P7など、平面駆動ではHiFi Man HE-400を使用していた、一時期深めに足を突っ込んだヘッドホンマニアでした。 数年前、最終的にShure SRH1540に行き着き上記ヘッドホンは全て売り払いました。 それから数ヶ月前に海外出張に持っていった際、預け荷物がロスト、今も返って来ず完全ロスト状態になってしまいました。 趣味で作曲をしておりすぐにでもヘッドホンが欲しかったが、他にも買わないといけないものが多く、出せるお金が少ない中、色々調べて代わりにこれを購入しました。 まず音は全体的にバランスのとれたタイプです。 高域はかなり綺麗に鳴ります。 中域もしっかりと出ております。 ただしそこはモニターとして作られたヘッドホン、音楽的に聞くには余計だと思われる部分もキッチリと出してきます。 特に中域〜低域の間がこのような、整理されていない音はそのまま整理されていない状態で鳴らす、を徹底しているように思います。 低域も下までよく伸びます。 低域ドカドカなタイプではありません。 低域をさほど出さない分、その更に下の超低域までマスキングが少なく聴き取りやすくなっています。 また、この価格帯のヘッドホンとしては音の芯をかなりはっきりと表現するヘッドホンです。 例えばbeyerdynamicのT90を使い続けた後にShure SRH1540を聴いた時のような衝撃的なほどの芯の違い、このT50RPmk3gはSRH1540に近いほどの驚くべき芯の表現力を持っています。 音の広がりはそれほど広くありません。 正確には広くないというよりも、元々作られた音の広がりをそのまま出力してくるイメージです。 そして左右の音の分離、これはすごいです。 ここまで左右の音をはっきりと分けてくるヘッドホンはなかなか無いでしょう。 装着感は、購入時の状態のままだとさほど良くありません。 イヤーパッドが非常に薄いです。 ヘッドホンの重さ、厚みにはアンバランスほど薄くなっています。 耳が痛くなり易いです。 頭頂部も若干痛くなり易いです。 私はのちにイヤーパッドをBrainwavzのAngled Memory Form