1062MHと1002LSJを両方購入し実釣して試してみた。 両方の製品を一言で言うなら、本製品のMHがショアジギングロッド、LSJがライトショアジギングロッドと商品名の通りである。 MHが適合ルアーが40-60g、LSJが30-50gと上限下限が10gしか変わらないが、太さ、重さ、固さは差がある。 MHはグリップも太く、自重は公表されてないが、恐らく280g程度。10.6Fという長さで遠投を重視しており、大型青物まで対応できる強さがあるのでこの自重も納得。2時間も投げていると疲労を感じてくるので休憩を挟みながら投げるようにしている。 重い、などと言ってる人もいるが、ジグキャスターやコルトスナイパーなど、ベストセラー商品も300g近くあり、MH、Hクラスのロングロッドだとこの程度の自重は割と普通だという事です。 3万、4万とか出せば10F以上で200g程度のMHもあるのでどうしても軽いものが良ければコストに目をつむりそちらを買うべきでしょう。 自重はそこそこある代わりに、ロッドは強くルアーもロッドの軽いしなりで力を入れなくても飛んでいく。 4,50㎝の魚だと全く相手にならず、簡単に寄せて抜き上げる事が出来るし、メータークラスのブリなどがかかっても対応できるバッドの強さがある。、パワーがあるのでPE3号に60ポンドのリーダーなど巻けば磯などキツイフィールドでも活躍できる。 キャスティングに関しては穂先は固めのロッドなので、普段MLなどのシーバスロッドでジギングしてたり、経験の浅い人だと、シーバスロッドのように前腕と手首だけで風切音出してキャストするようなイメージを持ってこのロッドを購入すると、見当違いだった、と感じるかもしれない。 キス釣りのプロがサーフロッドで大遠投するように、実際はそこまでしなくても良いんだが体重移動と遠心力を効かせて投げると、太いPEでも飛距離が出せるし腱鞘炎にもならないだろう。 ちなみにルアーの飛距離はPE2号の太糸でも40gメタルジグだと90M、50、60gだと100M程の距離が出る。ショアスローやタングステンのフォルムの小さなジグであればPE2号でもアベレージ110M程は稼げると思われる。流行りのかっとび棒はMAX80M程。 トップガイドをツインロックスナップが通るのも釣行後いちいちスナップを切らなくてよいので何気に有難い